これまで多くの会社では、チャットボットの開発をエンジニアに依頼するのが一般的でした。しかし近年では、生成AIの進化により、誰でも自分の知識や情報をもとにチャットボットを作成できる時代が到来しています。

本記事では、Googleが提供するNotebookLMを利用し、チャットボットを作成する方法について解説します。

この記事の監修者
SHIFT AI代表 木内翔大

SHIFT AI代表 木内翔大

(株)SHIFT AI 代表取締役 / GMO AI & Web3株式会社AI活用顧問 / 生成AI活用普及協会(GUGA)協議員 / Microsoft Copilot+ PCのCMに出演 / 国内最大級AI活用コミュニティ SHIFT AI(会員20,000人超)を運営。
『日本をAI先進国に』実現のために活動中。Xアカウントのフォロワー数は12万人超え(2025年6月現在)

なお、SHIFT AIでは、生成AIの利用を支援いたします。NotebookLMについて経営課題を感じている方は、まずは無料相談をご利用ください。

NotebookLMなら無料でチャットボットを作成できる

NotebookLMは、Googleが提供する生成AIツールで、ユーザーが自分の資料をもとに会話型のアシスタントを作成できる仕組みです。Googleへの権限付与により、無料で誰でもすぐに利用可能です。専門的な知識がなくても、チャットボットを作成できることが魅力です。

NotebookLMでチャットボットを作成するメリット

NotebookLMでのチャットボットの作成には、次のメリットがあります。

・誰でも自由に作成できる
・参照元をすぐに見つけられる
・情報がなくても探してくれる

それぞれご説明します。

誰でも自由に作成できる

NotebookLMは、知識がなくても直感的な操作でチャットボットを作成できます。AIに希望を伝えるだけで、会話型の応答システムを自動で設計してくれるため、非エンジニアでも安心して使えます。

参照元をすぐに見つけられる

NotebookLMの特徴は、参照元が明確にわかる点です。ユーザーがアップロードした資料をもとに答えるため、どの情報に基づいた応答かをすぐに確認できます。情報の信頼性を確認しながらチャットボットを運用できるため、仕事での利用でも安心です。

情報がなくても探してくれる

資料がなくても、NotebookLMは関連性の高い情報を独自に参照し、必要なデータを補ってくれます。既存の知識に依存せず、広範な観点で答えてくれるため、これまでのチャットボットにはない点といえるでしょう。

NotebookLMでチャットボットを作成する方法

NotebookLMでチャットボットを作成する方法は、次のとおりです。

・希望を提示する
・知りたいことを聞く
・共有権限を変更する

それぞれご説明します。

希望を提示する

まずは、NotebookLMに、どのようなチャットボットを作成したいのか希望を提示します。たとえば「マーケティング会社の広告運用について整理してほしい。」など、明確に伝えることで、AIが提案してくれます。

知りたいことを聞く

チャットボットを作成したら、NotebookLMに知りたいことを聞いてみましょう。「広告運用は、どうしたらよい?」など、気になることを聞くことで、AIの応答を確認し、必要に応じて情報を改善していきます。

共有権限を変更する

共有権限を変更する場合は、共有にアクセスしてみましょう。設定を変更することで、社内共有できます。

NotebookLMでチャットボットを作成しよう

NotebookLMを利用すれば、誰でも目的に合ったチャットボットを無料で作成できます。まずはNotebookLMを使って、自社の仕事に利用可能なチャットボットを作成してみましょう。 なおSHIFT AIでは、貴社のNotebookLMの対応をサポートしています。「まずは情報収集から始めたい」「自社に合うAI経営の方法を知りたい」──そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。